はじめに
2024/04/21(日)に開催された応用情報技術者の春期試験を受験しました。 合否については現時点では不明ですが、自分が当日までやったことを備忘として残します。
※注意※
比較的準備を余裕を持って行っています。短期間で準備する方法を紹介する記事ではありませんのでご注意ください。
受験時点のステータス
受験時点で以下のステータスでした。
- 大学:情報系
- エンジニア4年目
- 基本情報技術者試験合格済み
スケジュール
時期 | 内容 |
---|---|
試験6か月前 | 午前試験対策開始 |
試験3か前 | 参考書購入 |
試験3か月前 | 午後試験対策開始 |
試験1週間前 | 試験会場までの経路確認 |
試験1日前 | 試験日の荷物準備 |
試験当日 | 受験 |
スケジュール詳細
午前試験対策開始(試験6か月前)
この時点では2024(令和6)年度版の参考書は発売されていませんでした。 そのため、お馴染みの過去問道場で午前問題の過去問をひたすら解きながら現状の確認と、間違えた問題については関連事項を調べながら理解を進めていました。
学習時間は通勤で30分強電車に乗るので、その時間をメインに使って1日1時間程度実施していました。
また解答の際には、根拠を持って答えられないものはわざと誤答を選ぶ、解答しないなどして、偶然の正答で正答率が上がることはないようにしていました。
試験直前の成績レポートは以下のようになっていました。
参考書購入(試験3か月前)
12月ごろになると次年度向けの参考書が出てくるようです。
1月半ばごろに参考書の出版状況を確認したところ、目をつけていた以下が発売済みだったため購入しました。
最初から最後まで読むことは一度もなく、あくまで過去問を解いている際に解説を読んでもピンと来ない内容を調べる、辞書の1つとして使いました。
また、テキストにも過去問サービスが提供されていましたが、過去問道場と比較して使用感が自分に合わないと感じたため利用はしませんでした。
午後試験対策開始(試験3か月前)
大まかには、午後問題も午前問題と同様、過去問道場で午後問題の過去問をひたすら解いていました。
ただ、選択式問題があるためどの問題を選択するか目処をつけるため、直近2回の試験で、すべての分野について解答し、解答する分野の候補(=学習範囲)を以下のように決めていきました。
- プログラミング
- システムアーキテクチャ
- ネットワーク
- データベース
- 組み込みシステム開発
- 情報システム開発
- システム監査
少し多めですが、比較的準備期間に余裕があったため多めにしています。
こちらも大問を解くのは通勤電車の片道30分程度で大問を1~2問程度 + 時間があれば別途解答する感じで進めていました。
問題への取り組みはスマホにインストールしているメモアプリ(Goodnotes)にPDFを貼り付ける機能があるため、そちらに書き込みながら解答していました。
解答履歴はNotionに記録し、間違えた問題、理解が浅い問題は別途調べてまとめていました。
以下の記事もその流れで書いたものです。
この段階の調べ物の際には、先に紹介したテキスト以外に以前に購入していた以下もかなり使っていました。
試験直前の成績レポートは以下のようになっていました(問題を開いたまま放置していることもあったため、右上の時間はあまり参考にはなっていないです)。 受けなかったけどプロジェクトマネジメントとサービスマネジメントがひどい。
試験会場までの経路確認(試験1週間前)
受験票がすでに届いていて受験会場がわかっているため、試しに受験会場入口まで行ってみました。
あらかじめ到着までにかかる時間と経路を実際に見ておくことで、試験日に不安を抱きながら向かう、ということがないようにできたかと思います。
試験日の荷物準備(試験1日前)
忘れ物がないように以下の持ち物を当日持っていくカバンに入れておきました。
- 受験票裏の机上に置けるもの(自分が持って行ったもののみ)
- 受験票(写真添付済み)
- シャーペン2本(HB、芯を3本ずつ予備で入れておく)
- 鉛筆2本
- 鉛筆削り
- 消しゴム3個(落としたときにテンパらないように多めに)
- ハンカチ
- ポケットティッシュ
- 時計(デジタル式・スマートウォッチではない)
- シャーペンの芯
- (念の為)受験票訂正用の筆記用具
- 予備の写真
- 黒・赤ペン
- スティックのり
- 昼食
- ランチパック
- チョコチップメロンパン
- パックの野菜ジュース
- 飲み物
- 水500ml
机上に置けるものは2024年度春季試験で許可されているもののため、他の回では置けるものが変わっている可能性があります。
午前はマーク式なので鉛筆と鉛筆削りも持っておきました。 定規も許可されていたのですが、流石に使わないと思って定規は持っていきませんでした。
受験(試験当日)
出発まで
出発の2時間半前くらいに起床し、朝ごはんを食べてパラパラとテキストを見ながら出発時間まで時間を潰し、出発時にはテキストをカバンに入れていきました。
結構早く起きているのは前日にお腹を壊していたのも1つです(家を出る少し前までは調子が微妙に怪しかったですが、幸い受験中は問題ありませんでした)。
受験会場到着
遅くとも集合時間20分前くらい前には受験会場前に到着するくらいで出発して、到着しました。
受験会場が大学だったのですが、構内に入ってからは途中途中に試験関係の職員と思われる人が随所にいることと、同じく試験を受けると思われる人が流れているのが見えたため流れに乗ってついていきました。
最終的には受験番号単位で受験する建物・部屋が張り出されているため、その部屋に移動して指定されている席に座って準備等を進めました。
主に行った準備は以下です。
- 机上に置けるものを置く
- 水分補給
- お手洗い
- スマートウォッチを外して、試験用の時計をつける
- 時間までテキストをパラパラ見る
午前試験受験
試験問題は以下に公開されています。
問題1週目は計算がそこまで要求されない、かつ自信を持って解答できる問題を優先して解答しました。
2週目は1週目の確認と計算問題の解答、自身がない問題の解答を進めました。
3週目は2週目の解答の検算や2週目でもわからなかった問題について何らかの解答をしました。また、1問のみは計算を捨てて適当にそれらしい解答を選択しました(それ1問で落ちるほど酷い結果ではなさそうという感触があったというのもあります)。
最終的に1問に対して1つの解答をしているか、受験番号が合っているかを確認し、30分ほど前に退出しました。
昼食
試験会場の建物のエントランスにソファがあったので、そちらで持ち込んだ昼食を食べました。
また、試験終了前に昼食を終えていたので、気分転換がてら近くのコンビニまで行ってチョコとガムを買って糖分補給とリフレッシュを行なっていました。
午後試験集合時刻10分くらい前をめどに部屋へ戻り、午前と同じように各種準備を行なって待機していました。
昼休み中は気分転換を優先して、テキストは見ずにいました。
午後試験受験
午前試験と同じく試験問題は以下に公開されています。
最終的に解答したのは以下でした。
- 問1情報セキュリティ(必須)
- 問3プログラミング(選択)
- 問4システムアーキテクチャ(選択)
- 問5ネットワーク(選択)
- 問6データベース(選択)
最初に必須解答の情報セキュリティを回答しました。 たまに問題文をそこまで読まずに解答可能な問題があるため、それらを先に解答しました(ゼロトラストとか)。
その後序文と節のタイトルを先に読んで何となく話の流れを想像しながら、本文を読みながら問題に解答をしていきました。
次にざっと他の大問の本文と問題文を見ながら、比較的正答できそうな大問を選択して、同じように解答していくということを進めていきました。
最後に解答の確認と選択している大問があっているか、受験番号が合っているかを確認し、同じく30分ほど前に退出しました。
自己採点
午前
過去問道場で午前問題の自己採点用のサイトが用意されていたため、そちらで午前問題の採点を行いました。
結果は66/80で82.5%正答のため、午前試験は問題なく突破できていそうです。
午後
TACで模範解答と配点予想が出ていたので、こちらを参考に以下の基準で採点してみたところ66点だったので、多分、おそらく、大丈夫でしょう……!
- 部分点なし
- 記述式は表現としてもほぼ同じ文を書いている場合のみ正答
まとめ
応用情報技術者試験を受けてきました。
とくに午後問題については、アプリケーションを構築する上で最終的に考える可能性がある話題について、実際にありそうな事例を見ることができ、良い勉強になったかと思います。
合格しているといいなあ……。